胃の病気|胃には胃潰瘍の他にどのような病気があるのでしょうか。胃潰瘍を疑う前に他の病気の可能性もチェックしましょう

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胃下垂

胃へ負担をかけることにより発症する病気の一つに胃下垂というものがあります。胃下垂とは、胃が普段ある正常な位置よりも体の下のほうへ垂れさがってしまっている状態のことを示します。それがひどくなってしまうと、へそのあたりや骨盤にまで下がることも確認されています。なお、胃が垂れさがるといっても、胃そのものの位置が変わるのではありません。あくまでも、胃の下部が延びて垂れていることなのです。

胃下垂の原因としては、暴飲暴食、過労やストレスにより、胃での消化が悪くなって胃に食物が溜めこまれてしまい引き起こります。一般的に胃下垂は、食べても太らない痩せている人に多いといわれているようです。

胃下垂はどんな症状が出るのかというと、特に目立った症状はないようで、痛みなどにより自分で気付くことも少ないようです。ですが、軽い症状として、腹が張った感じがあったりや、少量の食事で満腹を感じることによる食欲不振などがみられます。病院などでレントゲン検査により確認ができますので、私は…と不安になられた方は病院へどうぞ。なお、症状ではありませんが、体から見たときの変化として、腹がへこんでいるのに、下腹部が膨らんでいたりすると、胃下垂の可能性があるかもしれません。

もし胃下垂になってしまった場合どうすればよいのでしょうか。軽い症状であれば、特にこれといって治療する必要はなく、胃への負担をかけすぎないような生活を送ることが先決でしょう。また、週に何日という目標をきめて、自分の体力にあった運動を続けることにより健康な体作りを行うことができます。また、胃が下に垂れているということなので腹筋を鍛えて胃を支えてあげる筋肉を蓄えることにより、胃が押し上げられて正常な位置へ戻ることがあります。症状が重い場合は病院などへ行き、薬物治療や手術によって治していくこととなります。