胃カメラとは
知っていましたか。胃カメラをもっと気楽に診察する方法を。みなさんは胃カメラという検査をどのように感じているでしょうか。多くの人は、自分の体の中に異物が入るから、胃カメラだとわかっていても違和感や不快感を感じるのではないでしょうか。実際、胃カメラの検査を受けた患者の方で６割以上は「胃カメラはつらかった」とアンケートで答えているそうです。その理由もやはり、のどを胃カメラが通過するときに不快感があるからという回答が一番多いそうです。では、冒頭に挙げた胃カメラを気楽に診断する方法とはなんでしょうか。
その方法は、胃カメラの検査を行う前に、前投薬により、のどを麻痺させてしまうことです。実際、この方法は病院で胃カメラを検査する前に、先生と相談して、その方法で検査をすることが可能です。要は、多くの人が胃カメラ検査をしたときに感じる、のどを通った時の不快感を、のどを麻痺させることでなくそうということです。そもそものどというものは、異物がのどに触れると人間の反射で、その異物を吐き出そうとする働きをします。なので、違和感や不快感を感じるのです。
のどを麻痺させるやり方は、レベルにより異なりますが、一番低いレベル（レベル１）を例で示すと、ゼリー状の麻酔薬をのどへ入れて、その中で飲み込まずに５～１５分ほどとどまらせておくことで、のどが痺れるというやり方です。
ぜひ、今まで胃カメラで嫌な経験をして、抵抗があるという方は試してみてください。
